アクトヒブ予防接種について
こんにちは、Sです。
2020年1月下旬より、アクトヒブの供給が停止しております。
厚生労働省よりの通知
https://www.mhlw.go.jp/content/000581545.pdf
発売元のサノフィ株式会社よりの通知
https://www.sanofi.co.jp/ja/about-us/news/20200127
アクトヒブ、プレベナー13は、2010年11月より定期予防接種化され、生後2ヶ月からの乳幼児期に3回、おおむね1歳以降に追加接種1回の接種が実施されております。
アクトヒブはインフルエンザ桿菌b型という細菌に、プレベナー13は肺炎球菌という細菌に対しての予防接種ですが、この2つの細菌は、小児の細菌による上気道感染症や急性中耳炎や、特に乳児期の細菌感染症の中で生命にかかわる病気の中で細菌性髄膜炎と急性喉頭蓋炎という病気の原因菌です。
病気の詳細については割愛しますが、これらの病気を予防するという目的でこの予防接種は定期化されました。
予防接種定期化の前後で、細菌性髄膜炎や急性喉頭蓋炎の疾患数は明らかに減少し、予防接種の効果が実証されています。
このようにとても大切な予防接種ですので、確実に摂取されることが望ましいですが、現在全国的な出荷調整がされておりしばらくの間供給が停止される見込みです。
予防接種の意義としては、上記の2疾患を予防することが重要ですので、当分の間、乳幼児の、特に初回の接種者を優先とさせていただき、1歳以降の追加接種は見送らせていただくこととしました。
今後の状況次第では、2回目や3回目の接種も制限させていただく可能性もございますので、その際にはお電話でご確認ください。
皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。